The Origin of Back Pain
腰痛
ILLUSION OF THE LUMBAR
腰痛の原因が腰にあると思っているうちは、その痛みと一生付き合うことになるだろう。
腰を開き、神経の圧迫を取り除く手術。それは時に、本当の原因から目を背ける行為になりかねない。
断言するが、臨床の視点において治らないものはなく、ほとんどの腰痛にメスは不要である。
腰の痛みは「結果」であり、そこにかかった負担の終着点に過ぎない。
真の原因は「歪み」と「循環」の2点に集約される。
左右の足の長さが違えば腰が傾くのは道理。お腹が出ていれば反り腰になるのは必然。この物理的な不均衡を正さずに、患部だけをいじっても意味はないのだ。
腰を治すには、腰ではなく「お腹」を見なければならない。
脳は痛みの在り処を正確に捉えているとは限らない。坐骨神経のトラブルや、患部より遥か上の脊柱のズレが、腰痛というサインとして出力されていることも多い。
痛みから逃げず、そのサインがどこから発されているのかを直視することから、本当の治癒は始まる。